目次
恋は思案の外
光陰矢の如し
行雲流水
後悔先に立たず
巧言令色鮮し仁
後塵を拝す
心ここに在らざれば視れども見えず
歳月人を待たず
五月の鯉の吹き流し
去る者は日々に疎し
事実は小説より奇なり
沈む瀬あれば浮かぶ瀬あり
自慢は知恵の行き止まり
朱に交われば赤くなる
正直の頭に神宿る
人事を尽くして天命を待つ
心頭を滅却すれば火もまた涼し
過ぎたるは猶お及ばざるがごとし
捨てる神あれば拾う神あり
晴天の霹靂
節制は最良の薬なり
棚から牡丹餅
亭主の好きな赤烏帽子
虎の尾を踏む
ならぬ堪忍するが堪忍
年年歳歳人同じからず
貧にして楽しむ
文は人なり
待てば海路の日和あり
やはり野に置け蓮華草
雄弁は銀、沈黙は金
笑う門には福来る
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人事を尽くして天命を待つ
（じんじをつくしててんめいをまつ）
「多難だが、楽しい」
ある女優がテレビでそんなことを言っていた。何かをすると困難も多いが、楽しいこともある。また、ある作家が書いていた。
「人生は九十九％が苦しいことで、一％の喜びを求めて生きている」
力づけられる言葉である。そう思っていると頑張れるような気がする。うまくいかないことがあっても、その先にいいことがあるかもしれない、と今を乗り越えることができる。なぜこんな苦労を、と自分の悲運を歎きたくなっても、気持ちを切り替えてやっていくことができる。
その通りだと思う。
妻との結婚は多難であったが、楽しいことも増えた。「じっと我慢の子」でいて得られた喜びもあった。
人事を尽くして天命を待つ、ということなのだろう。気持ちを前向きに、辛抱強く努力すれば未来が開けてくる。そう思う心が大切である、と。
妻の苦言が聞こえてきた。私は耐えることにした。人生は九十九％が苦しいことなのだから。
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人事を尽くして天命を待つ 人間として出来るだけのことをやり尽くして、そのあとは天命に任せて焦らない。
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